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2025年、斜め上いくHawaii、季節ごとの過ごし方

執筆者の写真: SIJIHIVE TeamSIJIHIVE Team


ALOHA!エネルギー調整の場として、ハワイをこよなく愛する翻訳者兼フラ講師の板羽柚佳です。この年末年始はハワイのオアフ島カイルアと、マウイ島アップカントリーと呼ばれるエリアで過ごしました。常夏の島という枕詞で紹介されることも少なくはないハワイですが、実際には南国とはいえ、やはり12月~2月ごろにかけては、朝晩は長袖を着てちょうどいい感じ。マウイ島においては、日本の秋と似たような気候で、海に飛び込むにはすこし気合が必要かな?といった具合です。


今回は2025年の始まりにあたり、日本ほどの季節の移り変わりはありませんが、ハワイの行事や一年を通したシーズンごとの楽しみ方について、これまで筆者が撮り貯めてきた画像盛りだくさんでご紹介していきます。


目次


  1. 1月~3月:初日の出にセール。ハワイならではのお正月を堪能


初詣、初日の出


オアフ島にはハワイ出雲大社、ハワイ金刀比羅神社、ハワイ太宰府天満宮などがあり、初詣ができるほか、ハワイらしいデザインのお守りなども販売されています。ダイヤモンドヘッド山頂・マカプウ岬などで、初日の出を見るツアーも人気です。


筆者は滞在先から徒歩10分ほどのところに位置するカイルアビーチや、マウイ島での定宿から望むハレアカラ山(ハレアカラ:ハワイ語で太陽の家という意味)とともに見える初日の出にいつも感銘を受けています。




地元民のみならず日本からの旅行者など多くの人が続々と訪れるハワイ出雲大社。
地元民のみならず日本からの旅行者など多くの人が続々と訪れるハワイ出雲大社。

1932年創業のカラパワイマーケット。こちらの横の通りを抜けるとカイルアビーチが見えてきます。早朝にも関わらず、朝日を求めてやってきたお客さんで賑わっていました。
1932年創業のカラパワイマーケット。こちらの横の通りを抜けるとカイルアビーチが見えてきます。早朝にも関わらず、朝日を求めてやってきたお客さんで賑わっていました。


半袖では肌寒さを感じるハワイの冬の朝。カイルアビーチから眺める初日の出は、少し雲がかかっていて全体像を見ることはできませんでしたが、夏には海側から上がってくる太陽が冬場は内陸側から昇り、空が燃えるような色に染まる様子はとても味わい深いものがありました。



冬の時期は、山頂全体にうっすらと雲がかかっていることが比較的多い印象のハレアカラ山。この日はありがたくも雲一つない空で、絵に描いたような太陽とハレアカラを臨むことができました。平らな感じに見えますが実は標高3,055m。清々しいエネルギーを感じてください。


ホエール・ウォッチング


クジラを間近に見ることができるのは、冬のシーズンです。マウイ島はホエールウォッチングのメッカで、沿岸からクジラを見ることもできます。オアフ島でもタートルベイやマカプウ岬などにビューポイントがありますが、間近で見るためのホエールウォッチングクルーズも多数出ており、こちらから予約することができます。



掘り出し物バーゲンセール


各店舗ではクリスマスのあとから「アフター・クリスマス・セール」が始まります。お正月には「福袋」も売り出されます。また、ハワイの掘り出し物ショップといえば、米国ブランド品をアウトレット価格で購入することのできるショップ、ロスドレスフォーレス。クリスマス時期にはダウンジャケットなどの冬物もとてもリーズナブルな価格で販売されており、かなりお得です。



この度、筆者がロスドレスで購入したアウター。有名ブランドでありながら1着たったの25ドル!円に換算してもかなりお得!
この度、筆者がロスドレスで購入したアウター。有名ブランドでありながら1着たったの25ドル!円に換算してもかなりお得!

  1. 4月~6月:花が咲き乱れるお祭りシーズン



オアフ観光局は4月~6月を花のシーズンと称しています。 5月は特に「レイデー」とよばれ、この時期には「ハイビスカス」「シャワーツリー」「プルメリア」「ブーゲンビリア」「イリマ」など、様々な花が一斉に咲き、あたりに甘い花の香りが漂います。もちろん、オアフ島以外の島々にも多種多様な美しい花が咲きます。






  1. 7月~9月:ハワイと言えば海!ビーチ全盛シーズン


穏やかな海


1年の中で最も暑く晴天が続くこの時期は、海が穏やかで、ビーチアクティビティを満喫できます。日照時間も長いため、ワイキキに限らず他ののビーチもおすすめです。




こちらは、米軍基地所有地に隣接するエメラルドグリーンの海の色が特徴的なワイマナロビーチ。お隣が米軍基地だけあって、ワイキキなどの他のビーチに比べて盗難などの不安が圧倒的に少ないビーチでもあります。荷物番をする人がいなくても大丈夫なので、みんなで海水浴を楽しめます。波は子どもでもボディボードを楽しめる程度の丁度いいサイズ。週末になるとジャワイアン音楽(ジャマイカ+ハワイ)を BGM にバーベキューを楽しむ家族や友人グループが集い、賑わいを見せます。その空気感とお肉の焼ける香ばしい匂いだけでビールがすすみます。



こちらは空と接する水平線近くが深いブルーとなっているのが印象的なカイルアビーチ。ワイマナロビーチと地続きとなっているこのビーチもやはり波穏やかで、シーカヤックやウィンドサーフィン、カイトサーフィンなどを楽しむ人で賑わっています。





西マウイにあるカアナパリのビーチは、向こうにラナイ島をながめながら海水浴が楽しめるスポット。家族連れが多く、小さな子どもたちと楽しむ幸せな光景が広がっています。

波が非常に穏やかなため SUP にうってつけの場所となっており、筆者も友人のボードを借りて挑戦したものの、生まれたての小鹿のように足が震え大笑い。そのあとのビールの美味しさは格別でした。



  1. 10月~12月:秋冬のアクティビティ&イベントが盛り沢山


華やかなイベントや自然と戯れるシーズン


10月のハロウィン、11月の感謝祭、12月のクリスマスとビッグイベントが続くため、街やお店は飾り付けやイルミネーションで彩られ、多くのセールやイベントも開催されます。また、11月から12月にかけては、高波が押し寄せる「ノースショア」も観光客で賑わいます。特に冬至の頃にワイメアベイで開催されるサーフィンの大会「THE EDDY」は、腕利きのサーファーたちが世界中から集まり大波に挑むビッグイベントとして知られています。名立たるサーファーたちがビル5階の高さに達する波を次々と乗りこなしていくその様子は、サーフィンをしたことのない筆者でも大興奮です。


さらに12月にはホノルルマラソンも行われ、温暖な気候ながらもクリスマスシーズンは大いに盛り上がります。街のあちこちがクリスマス装飾で彩られ、散策しているだけでも気分が高揚してきます。暑さが和らぐこの時期は、トレッキングなどにも最適なシーズンです。


マウイ島キヘイのグランワイレアホテルでのクリスマスイブディナーにて。左2人はメインランド(注:アメリカ本土)からの移住組。右の女性は地元マウイでビジネスを展開するフィリピン系女子。示し合わせたわけではありませんでしたが、筆者も含め、全員、見事にクリスマスカラーのドレスです。



ホテルの中の巨大ツリー。圧巻でした。
ホテルの中の巨大ツリー。圧巻でした。

普段はモニュメントだけのこの植栽もクリスマスカラーで彩られています。
普段はモニュメントだけのこの植栽もクリスマスカラーで彩られています。




装飾がこぞって米国サイズ。とにかく大きい。
装飾がこぞって米国サイズ。とにかく大きい。

レイを首にかけるトナカイさん。ハワイ感ありますね。
レイを首にかけるトナカイさん。ハワイ感ありますね。


ヤシの木もクリスマスシーズンはこのようになります。
ヤシの木もクリスマスシーズンはこのようになります。



マウイ島東部に位置するピピバイトレイル。空港からハナハイウェイを経由し、くねくねとした山道をひたすら車を走らせること3時間でビジターセンターに到着します。そこから「誰にも知られない孤高の滝」という名の滝を目指して歩きます。片道およそ1時間、往復で2時間のトレッキングです。暑さをあまり感じないので、歩いていてもあまり疲れを感じることもなく大いに楽しめます。



このバンブーフォレストを見るだけでも十分訪れる価値があると、行くたびに感じます。




滝を目指し、ネイティブハワイアンたちも歩いたであろう道を風や鳥の声を感じながらひたすら歩く。最高のエクササイズ+ メディテーションです。



この日は、それまでの降水量が少なかったため、滝の水量が少なくひっそりとした感じでしたが、それでもたどり着いた瞬間に味わう到達感と、来てわかる何とも言えない清々しさは格別でした。自然の中でリフレッシュしたい人には大変おすすめです。


このように、ハワイは1年中温暖なベストシーズンでありながら、季節ごとに楽しみが非常に多彩です。ぜひ、色んな季節に足を運んで異なる顔を見せるハワイを楽しんでください。





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著者プロフィール


YUKA ITAHA


テレビラジオ業界でナレーターとして25年、フラ教室主宰15年とエンタメ業界一筋で生きてきたが、コロナ禍をきっかけに長年の夢だった翻訳業務を開始。

ハワイへは年に数回渡航。日々変化していく生きた英語に触れながら、

異文化間の思考の違いや取り組み方の違いを肌で感じ、

その違いを相互理解しながら埋めていくための一助となるべく、目下、邁進中。

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